ワルツとメヌエットの違いってなあに?
こんにちは😊東戸塚cocoro ピアノ教室、講師の南波です。
暑い日が続きますね☀️
こうも暑い日が続くと、冷たいものが食べたい!!ということで、最近のマイブームはかき氷のお店を探しては食べに行くことです🍧
といっても、毎回数口食べると頭がキーンとしてしまうのですぐに後悔するのですが…😂
さて、本日はタイトルにある通りワルツとメヌエットの違いをお話ししていきたいと思います。
ワルツもメヌエットと三拍子の舞曲という共通点がありますね✨
違いは何なのでしょうか?
実は、発祥とされる国や特徴に様々な違いがあるんですよ☺️
メヌエットはフランス発祥の宮廷舞曲のひとつです。
ダンスとしては、王様のような偉い人の前で披露する踊りだったため厳格で、優雅・上品な雰囲気の踊りと音楽が求められました。
一方、ワルツはドイツ発祥のWeller(ヴェラー)という踊りが起源とされています。
ヴェラーは激しく親しみやすいダンスで、農村の娯楽の一つとして広く親しまれていました。
そのうち人気が出ると、都市部でも踊るようになりだんだんと上品化し踊られるようになったのがワルツです。
ワルツは、フロアに複数組みのペアがいてみんなで同じ方向へ回転しながら円を描くように踊ります(ワルツ=円舞曲とも言いますね☺️)。
イメージとしては、ダンスパーティーのような感じでしょうか…?✨
またワルツとメヌエットは拍の感じ方も少し違うので要注意です!
メヌエットは三拍子ですが、6拍でひとつのまとまりになるように演奏します。
よって、2小節分を1つに感じて弾く必要があります。メヌエットを弾くときは、
1 2 3 4 5 6 と感じながら弾きます。
(2、6拍目に少しヒザを曲げて沈み込む動きがある)
ワルツはよく言われる ズン・チャ・チャーのリズムですね。
こちらは 1 2 3 1 2 3 と感じて弾くとワルツの感じが出ます。
このように同じ三拍子の舞曲でも踊り方や雰囲気が違うワルツとメヌエット。
皆さんがピアノを続けていくと、必ず弾く機会があると思います。
演奏する機会があれば、踊り方やその舞曲の成り立ちなど調べてみると雰囲気を捉えて舞曲が弾けるようになるのでぜひ調べてみてください✨